昨晩はシネコンのレイトショーで「マイ・ブルーベリー・ナイツ」を観てきました。
ウォン・カーウァイ監督は結構好きでして、全作品は観てないけど「花様年華」はお気に入りです。
さて、この「マイ・ブルーベリー・アイズ」、ストーリーはこんな感じ。
舞台は現代のニューヨーク。
付き合ってた男に振られた主人公エリザベス(ノラ・ジョーンズ)はカフェのオーナー、ジェレミー(ジュード・ロウ)が焼くブルーベリーパイが失恋を癒す慰めだった。少しずつ引かれ合うエリザベスとジェレミー。だけどそれでも別れた男を忘れられないエリザベスは旅に出て...
ずっとそばにいてもわからない、少し距離をおいてみるとわかるってことありますよね?観ててそんなことを考えました。
ノラ・ジョーンズは映画初出演だけど、監督のおかげか観ていても自然に感情移入できるスムーズな演技。
ジュード・ロウの優しさと格好良さ、ナタリー・ポートマンやレイチェル・ワイズの美しさに見とれてしまいました(^^)
演出の雰囲気はまさにウォン・カーウァイってすぐわかる特徴的なもの。
劇中の音楽を重視。説明的セリフなし。
通常のシーンとスローモーションでフラッシュバックするシーンを交互に入れる。
もう見慣れてるだけに安心して観れたりもするんだけどね。
音と映像で酔わせるのもいつもどおりって感じでいいですね。
食事のシーンが半分以上(ほとんどかも)。
ブルーベリーパイがとてもうまそうで、むしゃむしゃ食べてるエリザベスを観てると、ぼくもそこのカフェを訪れて食べたくなりましたよ。
あと、音楽の担当がライ・クーダーでして、彼が好きな人には是非観てもらいたいです。
iTunes Storeで試聴できますよん。http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewAlbum?id=272616497&s=143462
公式サイト(日本語)
http://www.blueberry-movie.com/